ある日の東洋史学演習7-2(11月30日)

座っていると、下からじわじわと寒さが這い上がってくるので、ついにホットカーペットを解禁しました。布団も一枚増やしました。そんな今日この頃です。

今週の発表は、近藤ゼミM1の松井さんです。タイトルは以下の通り。
五代から北宋へ―「貴族」制の崩壊を「士族」の用例から考える―
松井さんは、唐の「貴族」が五代十国時代を経て変質・崩壊し、宋代に新たな支配者層として「士人」が誕生するまでの過程を考察対象としています。今回の発表では、『旧五代史』・『宋史』から「士族」の用例を抽出し、『旧五代史』では「士族=貴族」という認識であったのが、『宋史』では「士族=士大夫」と変化するという試論を述べました。

質疑応答では、関連史料の系統的な整理とその分析がなされていないことに、根本的な問題がある、という指摘が相次ぎました。史料的な制約がかなりある時代だけに、困難も多いかとは思いますが、指摘された点を最大限改善し、議論をより深化させていってください。
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by 1009-members | 2012-11-30 23:08 | 授業風景
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