ある日の東洋史学演習7-2(11月16日)

今日の登校時、駅から大学へ歩いて向かっていると、前の歩行人が急に振り返って「早稲田大学はどこか」と道をたずねてきました。「ここを真っ直ぐ行けば…」と答えてみたものの、どうも日本語が怪しい。「じゃあ一緒に行きましょう」ということで、彼ら、ベトナムからの留学生さんたちと一緒に登校してきました。
なんでも、早稲田大学に通っている友人に会いに来たのだとか。しかし、肝心の友人がどこにいるのかが分からず(キャンパス内は広いので…orz)、結局、彼らの力になれなかったという無力感に打ちひしがれてゼミに参りました…。

前置きが長くなってしまいましたが、今週の発表は工藤ゼミM1の平林さんです。
タイトルは以下の通りです。
「春秋時代における女性の立場の問題
         ―『左伝』の「薨」「葬」記事についての試論」
平林さんは『左伝』に見える婚姻記事を手掛かりにして、実家と嫁ぎ先のあいだに立たされる女性の帰属問題等々の処遇のありかた、引いては春秋時代における家族の形態について、明らかにしようとしています。
今回の発表では、婚姻のなかで娘/嫁として位置づけられる立場の問題、そして死亡時における女性の処遇の問題を検討されていました。

質疑応答では、未亡人となった際に子供はどこに帰属するのか、遊牧民的婚姻観との差異と類似は有るのかどうか、などの質問が挙がりました。
または、の話ですが、ジェンダー、あるいはフェミニズムのような新しい視点を戦略的に部分採用する、ということを試行しても良いかもしれませんね。
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by 1009-members | 2012-11-16 21:05 | 授業風景
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