ある日の東洋史学演習7-2(10月19日)

オンタイムに教室に行ったら、発表者がぽつんと座っておりました。あれ?
「3人目キター!」と思ったら、先生でした。あれ?
結局、4人で始まり4人で終わった今日のゼミですが、我々の知らないところで、絶対、何か面白いことが行われていたに違いないと固く信じております(笑)

…失礼いたしました、今週の発表は近藤ゼミM2の中井さんです。
タイトルは以下の通りです。
「宋代における凌遅刑」
中井さんは修士課程入学以来、一貫して宋代の「凌遅処死」を追いかけています。明清代には法定刑として確立している凌遅ですが、『宋刑統』には記載がなく、宋代では、そのありかたは流動的でした。今回は、もうそろそろ修論の匂いがする…ということで、修論での見通しを中心に発表していただきました。

質疑の中で特に争点となったのは、凌遅刑はその残虐性からというよりは、身体の(大幅な)損壊に伴う「存在の消滅」という点から、刑罰としての有効性を発揮したのではないか、ということでした。まずは、収集した事例をいくつかの視点から分類することが必要でしょうが、最終的には、当時の人々の意識などの文化的側面への考察が及ぶといいなあ…と感じました。修論、頑張ってください!
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by 1009-members | 2012-10-19 23:14 | 授業風景
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