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ある日の東洋史学演習7-1(6月24日)

いよいよ本格的に暑くなってきました。
最高気温が30℃を越えると、どうしてもエアコンのスイッチに手が伸びます…。

さて、今週の発表者は博士2年の王さんです。タイトルは以下の通りです。
「唐代軍礼における皇帝権力について」
本発表で王さんは、『大唐開元礼』軍礼の進行過程を分析し、そこでの皇帝の役割を明らかにすることで、「軍事儀礼」が、皇帝権力の視覚化にどのように関わったのかを考察しました。

質疑応答では前代・後代の王朝との差異や、「唐の軍事儀礼は、同盟軍として戦闘に参加した「外国軍」をも包括するものなのか」等々の質問が寄せられました。
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by 1009-members | 2011-06-24 21:52 | 授業風景

ある日の東洋史学演習7-1(6月17日)

今週は石見先生の誕生日の前日ということで、発表前に、ゼミ生からお祝いのケーキが贈られました。先生、還暦おめでとうございます!

今週の発表は、李ゼミ博士1年の植田さんです。発表タイトルは以下の通りです。
 「羅唐戦争後期戦役(674-676年)の展開と終息
―『三国史記』文武王14‐16年条の再検討―」
本発表では、植田さんは、戦役に関する朝鮮側の史料と中国側の史料との間に齟齬が生じている箇所を比較検討し、記事を再構築することによって、推移の実態を考察しました。

質疑応答では、特に史料の扱い方をめぐって質問が寄せられ、史料批判の重要性を改めて認識させられました。
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by 1009-members | 2011-06-17 22:15 | 授業風景

ある日の東洋史学演習7-1(6月10日)

最近、「揚げだし豆腐」が学食でのお気に入りのメニューです。

さて、本日の発表は、近藤ゼミ修士2年の福島くんです。発表タイトルは以下の通りです。
「(南宋成立期における)張浚と陝西維持」
福島くんは修士課程に入学して以来、北宋の滅亡から南宋の成立までの分裂・混乱期を対象に、軍閥等の諸勢力の離合集散と、朝廷との関係を追跡しています。今回の発表では、「建炎三年の張浚軍閥」について、宣撫処置使の設置との関連から考察を加えました。

質疑応答では、主に、「宣撫処置使」という使職(唐代以前を専攻する者にとっては耳慣れない職です)の実態に関心が集まり、「宣撫使」とはどの点が異なるのか、どのような効果を期待されたのか、その管轄範囲は、等々、さまざまな質問が寄せられました。
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by 1009-members | 2011-06-10 13:05 | 授業風景

ある日の東洋史学演習7-1(6月3日)

あっという間の6月…と思ったら、もう梅雨入りのようです。

さて、本日の発表者は近藤ゼミ修士1年の中井さんです。発表タイトルは以下の通りです。
「宋代科挙社会における南北問題」
修士課程に入って初めてという今回の発表は、卒論からの抜粋となりました。
中井さんは卒論で、宋代(特に北宋代)に科挙制度が運用される中で最も大きな問題の一つとなった、「科挙合格者比率の地域格差(南北差)」に注目しました。

史料の扱いや論の組み立て、レジュメの作り方等に、まだまだ不慣れな部分も見られましたが、修論に向けて、これからどんどん研究を深めていって欲しいと思います。
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by 1009-members | 2011-06-03 20:15 | 授業風景