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【新刊】『世界史リブレット97 唐代の国際関係』

大学は、明日から7連休のGWに入ります。
数日前から、学生はみんな揃って連休モード。出席率が一気に暴落するのもご愛嬌。

さてさて、今夜は新刊のご案内に参りました。
『世界史リブレット97 唐代の国際関係』(石見清裕,山川出版社,2009年04月)
現物は未入手ですが、Webで確認する限りでは出版されたようです。

…ハイ、拍手!

90ページで765円なので、おやつのおともに、いかがでしょう。

「使いたい写真がみんな使用済みで…orz」と、表紙にずいぶんお悩みのようでしたが、
結局、表紙は、石見先生の講義を受講する大学院生たちには非常に馴染みのある、
例の写真になっておりました。気になるわ、という方は各自、生協等でご確認下さい。笑。

More(表紙写真)
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by 1009-members | 2009-04-29 20:56 | 論文・書籍

ある日の東洋史学演習7-1(4月24日)

東京は本日梅雨明けのようです!…というわけで今回はボーナスステージ。
ブログ開設以前に発表された方の発表内容を載せようと思います。みんな平等にね!笑。

さて、4月24日の発表者は李ゼミの滝川さんでした。発表タイトルは、以下の通りです。
「北魏洛陽の四夷館・四夷里と円丘祭祀」
滝川さんには、主に『洛陽伽藍記』と『魏書』をもとに、四夷館里と円丘祭祀について報告していただきました。四夷館・四夷里とは、北魏の国都・洛陽に置かれた「外国人」の集住する地区のことで、洛陽南郊、洛水の南岸にあたり、洛陽の「中枢軸」を挟んで設置されています(洛陽城とは橋・「華表」を経て、南で円丘に接している)。

洛陽の円丘は、景明2年(501)に伊水北岸に移設されており、それは四夷館里設置と同じ年に当たります。このことから、四夷館里と円丘が一連の施設と捉えることが出来るとすれば、西郊祭天の廃止に伴う南郊祭天の一元化は、漢化政策の一環とのみ捉えることは妥当といえるのだろうか、むしろ祭天儀礼から見るならば「四夷」の世界との繋がりを重視していたことを示していないか、などの問題が提起されました。

発表者が示した課題として、
・四夷館里の住民が祭天儀礼に関わっている事例を見つけたい
・礼制整備等で南朝からの亡命者が関わっている事例がなかったか
などが挙げられました。
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by 1009-members | 2009-04-24 18:10 | 授業風景

石見研究室HP開設のお知らせ

早稲田大学東洋史ホームページの大幅なリニューアルにともない、
このたび、ホームページ内に新たに石見ゼミのページを加えることとなりました。
今後は、当研究室情報を、こちらにて発信して参ります。

文学研究科の東洋史コースに、ゼミとして、演習のコマが配当されてから、
まだ3年目の新興ゼミではございますが、どうぞ、末長くご贔屓下さいませ。
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by 1009-members | 2009-04-18 01:37 | お知らせ

ある日の東洋史学演習7-1(4月17日)

完全な夏休み体制に切り替わる前に、過去日記ボーナスステージをもう1つ。
4月17日に行われた、周さんの発表です。発表タイトルは以下の通り。

…あ、このレジュメ、タイトルがないよ!名前も日付も入ってないよ!
というわけでわたくしが、勝手に命名することにします。
「ぺリオ文書3547『上都進奏院状上』分析」
確かこういう感じの発表でした。さて、これからおぼろげな記憶を引っ掻き回して、周さんが風邪を引いて高熱を出して半死半生で報告した、ペリオ文書の内容をお伝えしたいと思います(他の記事とテンションが違うのは、執筆者のテンションの差です。あしからず)。

このぺリオ3547は、隴右道の敦煌帰義軍節度使が、賀正専使(お正月に都にお祝いを言いに来る使者)を派遣した際に、どのような人間が都へ赴き、どのような手続きを踏んで、そして誰が実際に皇帝・宰相クラスにお目見えし、どのような下賜品や節度使からの献上品がやりとりされたかといったような、「以下に間違いはありません」と言う記録で、進奏院(藩鎮が都・長安に置いた外交機関)から節度使へあてた書類です。

分析していく中で、興味深い点はいくつもありましたが、例えば、賀正専使全員が長安の街に入れるわけではないこと(その身分に応じて霊州・長安の進奏院に留め置かれ、実際に麟徳殿で朝賀の儀式に参列するのは長使・副使のみ)、賀正専使全員に「馬(=車)」と「絹(=お金)」が唐側から交通費として支給されること等は、遣唐使のような外国からの使節にも類似の点が見られるのではないかと思います。

周さんは外国使節を分析する手がかりとして、今回の「進奏院状上」を取りあげられました。今後、どのような方向性で「外国」人を考察してゆくのか、我々も楽しみに待っています。
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by 1009-members | 2009-04-17 18:39 | 授業風景

当研究室日誌についてのご案内

ようこそ、石見研究室日誌へ。
ブログ形式で運営する当日誌の記事は、以下のようなカテゴリ分類となっています。

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●唐代史研究会
2013年9月より事務局を預かることになりました。関連のお知らせはこのカテゴリで。
●学会・シンポジウム
石見研究室関連の学会情報は、こちらでご覧になれます。

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by 1009-members | 2009-04-16 18:01 | はじめに