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ある日の東洋史学演習7-1(5月18日)
最近は気温も徐々に上がってますが、まだ半袖では肌寒い感じですね。
服装に悩んでしまいます(´・ω・`)

さて今週の発表は修士二年の長谷川くんです。
タイトルは以下の通り。

  「物語「永嘉大乱」―東晋期の北伐について」

長谷川くんは、昨年までは五胡十六国時代を研究していましたが、修士論文では東晋南朝時代の歴史認識をテーマにすることにしたようで、今回の報告は永嘉の乱の歴史認識を北伐と関連させながら分析した内容でした。

質疑応答では、諸葛亮・劉裕・南朝の北伐も分析した方が良いとの指摘や、五胡・北朝の歴史認識も挙げた方が違いが際立つとの提案が挙がりました。修論に向けての報告、ということで、質疑というよりは先輩方からの有意義なアドバイスが目立った印象でした。
# by 1009-members | 2012-05-18 22:30 | 授業風景 | Comments(0)
ある日の東洋史学演習7-1(5月11日)
GWも終わってしまいましたね。
中の人はここぞとばかりに堕落したので、生活リズムを取り戻せるかまだ若干不安です…

さて、今週の発表は博士一年の峰雪さんです。
タイトルは以下の通りです。

  「国家間交渉より見た胡族国家の構造と展開」

峰雪さんはこれまで、五胡十六国時代の国家構造の分析を進めてきましたが、今回の報告では国家間交渉におけるモノの移動、特に馬に焦点を当てて、五胡諸国が構造的に抱えていた問題を析出しようとされています。

質疑応答では、当該期の馬の歴史的特殊性や、馬の飼育の実態を問う質問が挙がりました。具体的な史料が少ないだけに大変だとは思いますが、先行研究において五胡諸国間の関係が本格的に取り上げられることはあまりなかっただけに、興味深いテーマに感じました。




# by 1009-members | 2012-05-11 23:12 | 授業風景 | Comments(0)
ある日の東洋史学演習7-1(4月27日)
来週はGWですね!!
たくさん勉強できる時間が出来ますね!!

それはさておき、今週の発表は工藤ゼミ修士一年の平林さんです。
タイトルは以下の通りです。

  「『左伝』に見える姜姓・姫姓間の婚姻」

今回の平林さんの発表も卒業論文を基にしたもので、春秋時代における斉と魯の婚姻を分析し、先行研究で提唱されていた「二族連世交換婚」の原則の是非を検証しています。

質疑応答では、「二族連世交換婚」や「レヴィレート婚」などのような概念・用語の定義をただす質問が多くあがりました。今後は同姓婚についても扱い、「姓」制度の機能を研究していくとのことです。
# by 1009-members | 2012-04-27 21:51 | 授業風景 | Comments(0)
ある日の東洋史学演習7-1(4月20日)
本日より、ブログの定期更新を再開いたします!
今期もどうぞご愛顧ください。

さて、今年度最初の発表は近藤ゼミ修士1年の松井くんです。
タイトルは以下の通りです。

  「唐末の貴族制の崩壊と五代における旧貴族の存在意義」

今回の松井くんの発表は卒業論文を基にした内容となっています。唐代貴族制研究の整理を行ったうえで、唐末から五代における貴族たちの動向を分析し、貴族制崩壊の過程を考察しています。

質疑応答では、「貴族」や「貴族制」といった用語の定義を問う質問が目立ちました。戦後歴史学の研究者においても、これらの用語が統一されていたわけではなかったと聞いておりますし、改めて難しいテーマだと感じました。
# by 1009-members | 2012-04-20 22:56 | 授業風景 | Comments(0)
【新着】「唐・左右龍武軍の盛衰―唐元功臣とその後の禁軍」など
「唐・左右龍武軍の盛衰―唐元功臣とその後の禁軍」
(林美希、『史滴』第33号、東洋史懇話会、2011年12月)

「ソグド人漢文墓誌訳注(8)太原出土「虞弘墓誌」(隋・開皇十二年)」
(ソグド人墓誌研究ゼミナール、『史滴』第33号)

『五胡十六国覇史輯佚』
(五胡の会、燎原書店、2012年2月)

「唐朝外交における私覿について」
(石見清裕、鈴木靖民編『日本古代の王権と東アジア』、吉川弘文館、2012年3月)

『史滴』第33号のご連絡をすっかり忘れていましたが、今回は林さんの論文とソグド墓誌訳注が掲載されておりますので、ぜひご覧ください。
『覇史輯佚』には、編集分担者として本ゼミの峰雪さんが名を連ねております。五胡及び北朝史研究者は手に取ってご活用ください。
石見先生の論文は昨日いただき、まだ目を通せていないのですが、先生曰く「ストイックに書いてみた」だそうです。

また本ゼミ所属というわけではありませんが、

「唐の太原挙兵と山西ソグド軍府―「唐・曹怡墓誌」を手がかりに」
(山下将司、『東洋学報』93-4、2012年3月)

を昨日、山下先生から拝受いたしました。ありがとうございました。
ソグド人関連ということでご紹介させていただきました。
# by 1009-members | 2012-04-08 21:06 | 論文・書籍 | Comments(0)
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